2023年1月8日に参加した「いぶすき菜の花マラソン」の遠征の様子を紹介します。
毎年、1月の第2日曜日に開催され、正月明けのなまった体を目覚めさせつつ、楽しみながら走るには丁度良いフルマラソン!
ボランティアスタッフの皆さん、沿道の応援や私設エイドなどのサポートが手厚く、ランナーの歓迎ムードが強い。
ファンランには持ってこいの大会で、マラソン初心者の方でも完走を後押ししてくれます。
いぶすき菜の花マラソンとは
今回で40回目を数える歴史ある大会。
スタート前に40回全てに出場された方が3名おられ、名前を発表されて栄誉を讃えられていました。
40回連続で参加しつづけるのは、本当に素晴らしい。
種目はフルマラソンのみ。
コースは、満開の菜の花の中、九州最大の湖「池田湖」や、薩摩富士と呼ばれる「開聞岳」などの観光名所を眺めながら雰囲気の良い田舎道が続きます。
後半は海岸沿いのコースとなり、景色がテンションを上げてくれます。
アップダウンはありますが、制限時間も8時間とゆるく初心者でも参加しやすい大会。
大会全体の空気感も良い意味で「ゆる~い」感じがあり、アットフォームな雰囲気があります。
遠征日程
今回はレース前日に移動、後泊も決行したので2泊3日の遠征です。
マラソン中心というよりは、鹿児島の温泉を満喫した観光メインの遠征となりました。
2023年1月7日(土)
大阪から飛行機で鹿児島へ。
7:10 伊丹空港発
8:25 鹿児島空港着
鹿児島空港到着後、レンタカーで「嘉例川駅」を見学。
築100年以上の木造駅舎で味のある渋い雰囲気が最高でした。
ちょうど、ホームに電車が着て、ゆっくりと到着する様が何ともほのぼのさせられました。
これまた味のある車両で思わずパシャリ!
2代目の「嘉例川駅観光大使」に任命された猫の「さんちゃん」を駅舎近くで見かけましたが写真撮れず。
鹿児島に来たからには、温泉を楽しむのがこの遠征の大きな目的だったので、ここから怒涛の4温泉に浸かります。
まず1つ目はきらく温泉
空港から車で約15分とアクセスも良く。
源泉かけ流し、湯治にも利用されている良質の天然温泉で長期で泊まり込みで浸かりにくるお客さんも沢山いるとか。
実際に入って、本当に気持ちイイ湯でした。
お勧めです!
2つ目の温泉は仙寿の湯。
内湯は脱衣所から仕切りなしでつながっているレトロなスタイル。
「18歳と81歳の違い」のおもしろい額縁があり、「なるほどな!」と思ったのでこちらも思わずパシャリ!
3つ目は湯之谷山荘。
見るからに建物が味のある佇まい。
木造の湯舟で歴史を感じる何とも良い感じ。
内湯は3つの浴槽をつなげた形で熱めで適温の弱酸性泉と炭酸含有量の多い温めの湯が楽しめる。
露天風呂は宿泊者専用なので今回は入れずでした。
3つの温泉を楽しんだ後は、ホテルタイセイにチェックイン。
仲間での前夜祭まで時間があったので、ホテルから徒歩5分ぐらいのトコロにあるに西田温泉へ。
本日4つ目。
サウナは3人ほど入れば一杯になる小さい箱。
後で聞いた話ですが、水風呂は地下水で蛇口をひねると継ぎ足せるようになっており、その水を飲むと無茶苦茶おいしいみたいです。
そういえば、常連さんみたいな人が2リットルのペットボトルで水入れて持って帰っていました。
昔ながらの雰囲気で佇まいもエエ味出してます。
お湯も気持ちよく420円とコスパ抜群。
こんな銭湯が家の近くにあれば、ほぼ毎日通ってしまうかも。
前夜祭のお店は天文館の「お酒肆」(オシュシ)
店構えが何ともおしゃれで料理も美味しかったです。
ただ、宿泊しているホテルタイセイからは1㎞ほどあり、遠かった。。。
2023年1月8日(日)
レース当日
・4:50 起床
・5:30 ホテルロビーに集合してレンタカーで出発
・7:30 いぶすき菜の花マラソン会場着
・7:50 受付を済ませ、軽く朝ご飯&スタート位置へ
・9:00 スタート
・14:20 ゴール
・16:00 2泊目の宿へチェックイン
・18:00 温泉へ 写真撮り忘れて名前も忘れてしまったが、激渋温泉でした。
・19:00 スーパーに買い出し
・20:00 宿にて鍋をつつきながら反省大会
レース後に宿泊した宿は、一軒まるごと貸し切りのお宿で快適でした。
民泊なのはな
今回、5人で宿泊しましたが1人あたり@4,000円弱のお値段。
家電などの設備も充実しており、長期滞在でも不自由なく過ごせそう。
2023年1月9日(月)
・7:30 起床
・8:00 朝食
・9:50 宿出発
・10:00 道の駅いぶすき彩花菜館へ
・11:50 肉の白川で昼食
・13:00 はらら温泉
・15:00 鹿児島空港着
19時前の飛行機で大阪へ。
道の駅いぶすき彩花菜館ではマラソンアフターイベントが実施されており、ゼッケン提示で1回抽選。
薩摩芋5本もらいました。
昼食は、肉の白川さんでお肉屋さんが経営している焼肉屋で絶品でした。
菜の花マラソンをリピートしている仲間が必ず立ち寄っているらしく、少し足を伸ばしても行く価値ありです。
もし、近くに行かれる機会があればお勧めです。
お腹も満たし、帰りの飛行機まで少し時間があるので最後の温泉。
はらら温泉
昭和の香りが残るレトロな温泉で、街にに溶け込んだ佇まい。
サラっとした肌ざわりで、気持ちよかったです。
レース振り返り
大会当日の天候
晴れで暖かく、ゆっくり走っているだけで少し汗が出るような気候。
服装は半袖の上に長袖シャツを着て走っていました。
スタート前の並んでいるときは、これに1枚羽織っているぐらいで丁度良かったです。
気温は、肌感覚ですがスタート前は10℃前後、レース中は13~15℃ぐらいでしょうか。
服装と装備
今回は、エイドを満喫する目的もあったので補給食は一切持たずに走りました。
サロモンADV SKIN5は携帯を入れるのと、走っている時に暑くなったアウターを入れる為に背負ってました。
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TIGORAのアウターは、スタート前に並んで止まっている時には着用してましたが、走り出して2~3㎞の地点で脱ぎました。
TIGORAは高い機能性と圧倒的なお値打ち価格でデザイン性も高い、アルペングループのスポーツウェアブランド。
普段のランニング時にガシガシ使ってます。
レース展開
コースマップ
薩摩半島南東を反時計回りで1周。
高低差を見るとアップダウンの多い厳しめのコースであることが分かります。
なので、「タイムを狙う大会ではないな!」とハナから決めてました。
10㎞地点ぐらいの菜の花越しの池田湖・開聞岳を見渡せる景色は晴れ晴れとしたもので、皆さん足を止めて撮影してました。
25㎞付近のエイドが盛大で、鰹のはらみ焼きがあり、これが絶品!
7、8切れぐらい食べてしまいました。
「お酒があったらな~」と。
また、温泉街ならではのエイドで足湯もあり、しっかり浸かってきました。
ここのエイドだけで30分は滞在したと思います。
コース後半は海を見ながら走れ、テンションも上ります。
疲れた体をふるいたたせてくれます。
ゴールは、指宿市陸上競技場。
競技上を半周ほど走ります。
沿道に増して暖かい声援を受け、思わず笑みがこぼれます。
何とも後味の良いゴールです!
ゴール後はスタッフの方が写真を撮ってくれたり、茶節(ちゃぶし)をふれまってくれたりと至れり尽くせりです。
雰囲気
ボランティアスタッフの方々が親切で、ランナーへのおもてなし感が強い大会です。
会場の雰囲気も ほのぼの としたゆる~く、やさしい空気が流れていました。
参加者は、薩摩芋が1本もらえます。
(生か焼き芋がどちらか選べます)
焼き芋を大量につくっている風景は圧巻です!
私設エイドでは焼酎やワインなどのお酒も楽しめると聞いていたので、この大会はタイムは気にせず、エイドを満喫しようと考えていました。
ですが、今大会はコロナの影響もあり、私設エイドでも個包装されたお菓子などが中心でお酒は見当たりませんでした。
エイドの方に伺った話では、私設エイドを出すにも事前の申請が必要らしく、提供する食べ物なども運営者側でしっかりチェックされているようでした。
戦利品
- ポリエステル100%ミズノのTシャツ
- 薩摩芋1本
- かつお節個包装×2
- うどん、おにぎり、ぜんざいが会場でいただけます。(写真無)
Tシャツは薄手ですが、デザインがシンプルなので使い勝手が良いです。
参加費10,000円でこの参加賞は素晴らしい!
まとめ
いぶすき菜の花マラソンは、「ファンランには持って来い!」の大会です。
手厚いおもてなし感、終始良い意味での”ゆる~い空気感”があり、ファンランに適した大会です。
鹿児島は温泉も豊富にあり、温泉好きの方なら遠征を満喫できる大会かと思います。
1月の第2日曜日開催で、成人の日で連休になるので遠方からもで遠征しやすいかと思います。
タイムを気にせず、楽しくはしることに集中できる大会です。
参加してもらえれば、楽しさが分かってもらえるとおもいます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てれば嬉しいです。
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