読むと、走りたくなるトレラン雑誌:RUN+TRAIL vol.61(2022年6月27日発売号)を紹介します。
雑誌 RUN+TRAILとは
山を走ることを楽しむランナーを応援する雑誌。
レースレポからノウハウ、専用ギア、ファッションまでトレラン情報を網羅!
SNSだけでは取れない情報を一歩踏み込んで体系的にまとめてくれているのが良いところ。
- 発行間隔:隔月刊発売日:偶数月27日
- 参考価格:1,500円
- 出版社:三栄
毎号感じますが、迫力ある写真をみてるだけでテンションが上がり、つい走りたくなる!
「これからトレラン初めてみようかな」という初心者の方からベテラン層まで幅広く楽しめます。
栗原正明氏の登りのメソッドが超絶為になった!
今回も内容がバラエティに富んでおり、めちゃくちゃ読み応えのある1冊となってます。
特に為になったのは栗原正明氏の『登りで意識する頭のポジションニングと腕の使い方』の解説。
この記事1本だけでも個人的には、充分価値ありな1冊です。
登り坂、下り坂を走る時の独自理論が展開されており、とても参考になりました。
アップダウンのキツいウルトラマラソン:村岡ダブルフルマラソンによく参加しているので、登り下り対策は必須です。
それもあって、このメソッドは日々の練習から取り入れるようにしています。
まだまだ、習得しきっていませんが登りが少し楽に走れるようになった気がします。
下り坂でも、腕の振り方を意識してやってみると、着地衝撃が和らいだように感じます。
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その他、特におもしろかった3つのコンテンツ紹介
Vol.61の個人的におもしろかった3つのコンテンツを紹介します。
- マイナス40℃の極寒世界で生死の境界線を彷徨う
- BORN TO RUN 万場大編
- Trail running shop Stories
マイナス40℃の極寒世界で生死の境界線を彷徨う
アドベンチャーランナー北田雄夫さんの渾身のレースレポ。
マイナス40℃になるアラスカで、距離1600㎞、制限時間30日という何とも過酷なノンストップレース。
読んでて鳥肌立ちました。
「生きるって何だろう」と考えさせられる。
後半は、北田さんが過酷なレースの実体験から得た知恵やテクニックを惜しみなく披露してくれてますが、レベルが違い過ぎて正直理解できません。
ただ、「スゴすぎる!」てのは分かります。
BORN TO RUN 万場大編
レジェンド鏑木さんが若手トップ選手の心の内を掘り下げるという企画で今回は万場大選手。
対談形式の記述を通して選手の本音が垣間見えるのが面白いトコロ。
今回の万場選手は素朴で実直で、それでいて芯の強さがある発言が印象的。
「やさしくて強い人なんだろうな」とうかがえます。
先日参加した『いながわ里山猪道トレイル』でお見掛けしたので、勝手に親近感を持っていました。
この企画を読んで、より好きになり、今後の活躍も応援したくなりました。
万場大選手が招待選手として参加した猪名川トレイルのレースレポはこちら!
Trail running shop Stories
写真は長野県にある信州トレイルマウンテンというお店。
日本で初めて『トレイルラン』という言葉を打ち出して営業したようです。
この企画は、業界を成長・発展させてきた縁の下の力持ちであるショップの特集。
各地域でコミュニティを形成し、独自のカルチャーを育んできた様々な店主に”その想い”を取材しています。
それぞれの店主の熱い想いが伝わり、店主の素顔、人柄が見えるような企画。
近くの店なら今度訪れてみようと、おもわせてくれます。
今号の1枚
この雑誌が好きなポイントの1つは、写真が綺麗で躍動感と迫力があるところ。
見開き1面の迫力満点で、飾りたくなるような絵になる写真。
是非、実物を!
まとめ
毎号読んでいて感じることですが、今号もトレイルランを愛する人たちの”想い”が凝縮された1冊となっています。
自分自身も速くはないけど、「トレイルランをやっていて良かったな」「これらからも続けよう」と前向きな気持ちにさせてくます。
トレランをやっている方もこれから初めようと考えている方も是非、手に取ってみてください。
何より読んでいて飽きのこない、楽しいコンテンツと写真に惹きつけられます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てれば嬉しいです。
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