ランニングソックス選び5つのポイントと、おすすめの5本指ソックスを紹介します

5本指ソックス4種類 Item
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ランニング ソックスってどう選んでますか?

ランニングシューズを選ぶときは情報収集をして、走るシーンに合わせて選んでいると思いますが、ソックス選びには特に気を使っていない…という人も多いのではないでしょうか。

ソックスは直に身につけるものですし、履き心地はひじょうに重要です。
運動パフォーマンスの向上や、足のトラブル回避にも大切な役割を果たします。

走っていて「足の皮がむける」、「マメや水ぶくれができる」など悩んでいませんか?

この記事ではラニングソックスを選ぶときに確認すべき5つのポイントと、おすすめのソックスを紹介しています。

ソックスはお店に行っても試着ができないことも多いので、購入するときの参考にしてみてください。

こんな方におすすめの記事です
  • ランニングソックスをどう選んだら良いか分からない
  • 運動パフォーマンスが上がるソックスを探している
  • 走ると足が擦れて皮がむける、マメ・水ぶくれができる
  • 運動後の足のムレ感や汗のベタつき、臭いが気になる
  • 履き心地が良いソックスを探している

ランニングソックスの選び方:5つのポイント

多くのランナーが走っている足元

ランニングソックスは普通の靴下と違い、ランナー用に特化した機能が備えられています。
以下の5つのポイントを確認してご自身のランニングスタイル、シーンにあわせてソックスを選んでください。

5つのポイント
  1. 厚さ
  2. 丈の長さ
  3. サポート力
  4. つま先
  5. 縫い目

それでは1つ づつ解説していきます。

1.厚さ

生地の厚さは「厚手」と「薄手」の2つに分けられます。


厚手の特徴はクッション性が高く、足にかかる衝撃を和らげ、疲れを軽減してくれます。
長い距離を走るときにおすすめです。

薄手は通気性が良く、素足に近いため地面の感覚をつかみやすいというメリットがあります。
蹴り出す力が地面に伝わりやすいので、レースタイムなどスピードを意識した走りが必要な場合には適しています。

2.丈の長さ

大きく分けて3種類の長さがあります。

  • ショート丈(アンクル丈)
  • ミドル丈(レギュラー丈)
  • ロング丈

それぞれに特徴があります。

ソックス ショート丈
ショート丈(出典:アマゾン)

ショート丈(アンクル丈)は、くるぶし辺りまでの長さをさします。
足首まわりの締めつけ感がなく、ストレスになりにくいため動きやすいのが特徴です。
暑い時期には涼しく履けるのがメリットです。
快適さは魅力ですが、サポートする部分が少ないことがデメリットとなります。

ソックス ミドル丈
ミドル丈(出典:injinji公式HP)

ミドル丈(レギュラー丈)の特徴は、足首をサポートしてくれる点です。
足首を安定させることで、捻挫などのリスクを軽減してくれます。
トレイルでは、石ころや木の枝が飛んできて、直接足にあたるのを防いでくれるのも良いところです。
冬の寒い時期に、タイツのすき間をうめてくれるのも良いですね。

ソックス ロング丈
ロング丈(出典:アマゾン)

ロング丈(ハイソックス)は、ふくらはぎまでしっかりサポートしてくれます。
筋肉の負担を抑えることで疲労の軽減につながります。
また、寒い時期の防寒対策としても使えます。

トレイルなどの山岳コースでは足の上下運動が大きくなり、くるぶしを靴のかかとで擦ることがあります。
レギュラー丈、ロング丈はそういったリスクも回避するのに役も立ちます。

丈の長さは走るシーンや季節に合わせて選ぶと良いです。

3.サポート力

サポート機能とは、アーチサポート機能です。

アーチサポートの構造図
出典:tential.jp

「アーチ」とは、足の裏の土踏まずを形成するアーチ型をした部分です。
長く走って、疲れてくると徐々にアーチが下がってきます。
そうなると衝撃吸収機能が働かず、踏み込もうとしても推進力になりません。
サポート機能があれば、土踏まず部分が持ち上げられ、踏み込むときの踏ん張りがききます。


生地を変えたり、縫製を工夫したりと商品によってサポート方法はさまざまです。
強力な持ち上げ感があるものは、時に窮屈に感じたりする場合もあります。


アーチサポートの強度を確認し、好みや使うシーン、距離などを考慮して使い分けることをおすすめします。

4.つま先

つま先は、形状とサイズをチェックしてください。

形状は、断然5本指がおすすめです。

5本指ソックス4種類

指1本、1本が分かれることにより、しっかりと地面をつかんで踏ん張り、力強い走りを可能にする高いグリップ力が魅力です。
通気性に優れ、ムレにくく指同士が擦れるのを防ぎます。

逆に5本指でないラウンド型では、ソックスの中で指が動いてしまい、指と指が擦れあって皮がめくれたり、マメや水ぶくれの原因となります。
また、サイズが大きい場合、ソックスの先の布がヨレて指にからみあうことで痛みの原因にもなりかねません。

サイズは、ジャストサイズがベストです。
一度、ご自身で素足で測って、把握しておくのが良いです。
靴のサイズでは、考えないようにしましょう。

サイズが小さいと足先(爪)部分の生地が薄くなり、つま先のクッション性が少なくなり、つま先(爪)に負担がかかり、爪が剥がれる原因となります。

5.縫い目

縫い目がポコッと浮き出ていると靴の中で当たり、足を傷つけてしまう原因になります。

靴下の縫い目
縫い目(ラウンド型)

ラウンド型の靴下は縫い目が目立つ商品が多いように感じられます。
特に縫い目が、皮膚の弱い小指周辺にあると、トラブルになりやすいです。
縫製の凹凸もしっかりチェックしてください。

5本指ソックスは、上手く縫い目が処理されている商品が多いので、この観点からも5本指がおすすめです。

おすすめの5本指ソックス:インジンジ

ランニングソックスの選び方を5つのポイントで解説してきました。
是非、購入時の参考にしてみてください。

ここでは、実際におすすめのメーカーをご紹介します。

injinji(インジンジ)です。

インジンジとは

インジンジの靴下を履いている
出典:injinji公式サイト

1999年創業、米国のメーカーです。
injinji公式サイト

世界で圧倒的な人気を誇る5本指ソックス専門のブランド、「インジンジ」スポーツを楽しむ人たちがより快適に、より健康に、より高いパフォーマンスを発揮できるソックスを作る為に創設されたインジンジは、デザイン・素材・縫製にこだわり、高機能・高品質な5本指ソックスを生み出しています。

株式会社 ケンコー社

購入したキッカケは

トレランのレースでベテランランナーさんや、速い人達が履いているのを頻繁に見かけて、気になっていました。

そこから口コミなどを調べて、購入してみました。

ランニングやトレラン、トレッキングをする人達の間ではホント、人気です。

プロマウンテンランナーの吉住友里さんも愛用されています。

実際に購入した3足紹介

3足ともランで使用しましたが、どれも快適に走れました。

履き心地

3足ともに、フィット感が抜群に良いです。

今までいろんなメーカーの5本指ソックスを履いてきましたが、フィット感が最高です。
指と指の股までしっかり密着して、股から浮いてくることがありません。
着圧も程よく、素足の感覚でいられます。

5本指ソックスは、履くときに指に引っ掛けることが多いですが、インジンジは目をつぶっていてもスッと履けるぐらい、一気に履けます。

クッション性も高く、どのランニングシューズでも相性が良いです。

アウトドアミッドウェイトクルーヌーウール履いてる
アウトドアミッドウェイトクルーヌーウール
【Amazon】INJINJI(インジンジ) アウトドアミッドウェイトクルーヌーウール

アウトドアミッドウェイトクルーヌーウール は生地が厚くて暖かいので冬のランに最適です。
走ってる最中、靴の中が熱くなりすぎることもなく、快適です。
甲部分のメッシュトップが抜群の通気性を発揮してうまく熱を逃します。
ミドル丈のため、タイツを履いた時の裾からの冷気をシャットアウトするのにも重宝します。

3足の中でも特にイチオシは、ライナークルーヌーウールです。

ライナークルーヌーウール履いてるところ
ライナークルーヌーウール


3足の中でもフィット感がズバ抜けていて「指の股に生地が刺さるんちゃうか!」って思うぐらい指にはってきます。
インナーソックスなので汎用性も高く、ビジネスソックスの下に、冬のゴルフ、普段履きとしてもマルチに使えます。

何枚もリピートする人も多く、愛用者から選ばれ続けているようです。

【Amazon】INJINJI(インジンジ) ライナークルーヌーウール

タイツの裾のすき間をうめるため、2枚履きにしています。

ライナークルー ヌーウールとランミッドウェイトミニクルーの2枚履き
2枚履き

ライナークルーヌーウールが薄いこともあり、モコモコした違和感も感じることなく、走れました。
脱いだ時の嫌なムレ感や汗のベタつきも全く無かったです。



縫製や素材

メーカーサイトにも縫製にこだわっていると記載がありますが、実際に履いてみて実感できます。

指先あたりを確認しましたが、目立った縫い目が見当たりません。
綺麗に縫製されています。

素材の構成比率は商品によって色々ですが、インジンジは「ヌーウール」、「クールマックス」、「ライクラ」、「ナイロン」、「アクリル」といった素材が使われています。

  • ヌーウール:最高級のオーストラリア産ウールから作られたインジンジ独自のメリノウール。ムレを制御して防臭効果があります。
  • クールマックス:通気性と吸水速乾性を提供してくれる素材です。
  • ライクラ:伸縮性に優れており、靴下の形状を維持することに貢献しています。

独自開発の「ヌーウール」が多く含まれている商品は、快適性が高いと感じました。

ヌーウール含有率
  • アウトドアミッドウェイトクルーヌーウール :43%
  • ライナークルーヌーウール :41%

デメリット

正直、デメリットは見当たりません。
あえて言うとすれば、金額だけを見ると他のソックスより価格が高いように思えます。
ただ、耐久性や長い間使えることを考えるとコスパ良いです。
何より、気持ちよく快適に履けるのが価格以上の価値があると実感できます。

おまけのおすすめソックス

インジンジの靴下ではありませんが、夏のトレーニングにおすすめなソックスを追加で紹介させてください。

C3fitの5本指 ペーパーファイバーアンクルソックス です。

紙の糸を使用して作った、ドライ感が特徴のソックスです。
独特のザラつき感がある紙糸繊維は、吸湿性が高く、不快なベタつきやムレを軽減してドライ感が持続します。
生地自体が非常に薄くて、5本指タイプのため、ダイレクトに地面の感覚をつかめます。
くるぶしが出る短めの丈なのと、独特なシャリシャリ感のある肌ざわりが、夏の暑い時期のトレーニングに最適です。

紙の繊維と聞いて、初めは強度を心配しましたが、普通のソックスより5倍以上の強度があるようです。
実際に、800㎞以上ランで使用していますが、全く破れやホツレがありません。

【Amazon】C3fit 5本指 ペーパーファイバーアンクルソックス

こちらも是非試してみてください。

まとめ

5本指ソックス4種類

ランニングソックスを選ぶときの確認するべき5つのポイント。

5つのポイント
  1. 厚さ:厚手はクッション性が高く、薄手はダイレクトな地面のキャッチが体感できる。
  2. 丈の長さ:3つの丈の長さでサポート力に違いあり。ランニングシーンや季節で使い分け。
  3. サポート力:アーチサポート機能、好みやシーンにあわせて選択。
  4. つま先:5本指がおすすめです。ジャストサイズを選ぶ。
  5. 縫い目:縫い目の凹凸チェック。5本指の縫製処理がきれいな傾向。

5つのポイントを考慮して、ご自身のラニングスタイル、シーンに合ったソックスを選んでみてください

おすすめメーカは、インジンジ
多くのアスリートからも支持されており、高品質かつ信頼のおけるブランドです。

【Amazon】INJINJI(インジンジ) アウトドアミッドウェイトクルーヌーウール

【Amazon】INJINJI(インジンジ) ライナークルーヌーウール

別ブランドになりますが、C3fitのペーパーファイバーアンクルソックスもおすすめです。
紙製の生地が強度もあり、シャリシャリとした肌感が夏場にはやみつきになります。

【Amazon】C3fit 5本指 ペーパーファイバーアンクルソックス

お気に入りのソックスを見つけて、快適なランニングを楽しんでください。

最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てれば嬉しいです。

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