レビュー|ホカオネオネ マッハ4【ズームフライ3との比較。野球のボールで言うと軟球と硬球のような違い?!】

マッハ4正面写真 Item
マッハ4とズームフライ3の対比
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初めてホカオネオネのシューズを体験。
買ったはのはマッハ4。
直近で使用していた「ナイキズームフライ3」と比較しながらレビューします。

ちなみにホカの前評判として聞いていたのクッション性が高いけど、ソールが直ぐにすり減ると聞いていたので「長持ちするのかな?」とバクっとした不安があった。

ホカオネオネ マッハ4の特徴とスペック

マッハ4正面

見た目の印象

やはり全体的にソールがぶ厚い。
顔つきを見ていると重たいイメージがあるが手に取るとフワっと持ち上がり軽い。
アッパーは落ち着いたトーンだがソール部分の黄色がワンポイントとなり、視認性も良い。

スペック

各部位特徴紹介
出典画像:ホカオネオネ公式HP

・アウトソール
EVA素材(水に強く軽量で柔らかく弾力性がある合成樹脂)採用。
シューズの耐久性を高めつつ、着地時の衝撃を軽減し反発性の高いクッションを提供。

・ホカ独自の「PROFLY™クッショニング」ミッドソール
厚みがあって柔らかくも一定の反発性を生み出しているのは、ホカが開発した「PROFLY™クッショニング」を採用したミッドソールのおかげ。
この独自のテクノロジーが程良い弾力と硬さをあわせ持ち、推進力がありつつも自然で快適な走りを実現してくれている。

・メタロッカーテクノロジー
つま先とかかと部分のソールを滑らかに削ぎ落し、揺りかごのような形状を実現。
この独自のソールが転がるように前への推進力をサポートしてくれる。

・アキレス腱をやさしく包み込む
履き口のかかと部分には、アッパーと一体型のプルタブ(履き口後ろの指をひっかける部分)を採。
アキレス腱を優しくホールドしてくれる。
また、かかと部分のアウトソール部分は二股に分かれており着地時の安定性をサポート、同時に軽量化も図っている。

通気性を確保しつつ足に無駄なくフィットするアッパー
アッパーにはエンジニアードメッシュ素材を使用。
これにより、足の部分によって最適な通気性、フィッティング性、サポート性を実現している。

重さ

マッハ4重量

サイズは25㎝ 205g
厚底の見た目に反して軽い。

「マッハ4」と「ズームフライ3」徹底比較!

マッハ4を購入する前にズームフライ3をヘビロテしていたので比較してみたい。

重さ比較

左足どうし、どちらもサイズ25㎝で約20gほどの差がある。
マッハ4の方が軽い。
走り比べてみてもこの軽さの違いは実感できる。

履き心地 比較

マッハ
足入れした時にしっかりとホールドされており、包み込まれるようなフィット感を感じる。
新品の時も独特の固さなど感じることなく、直ぐに足に馴染む感覚があった。
シュータンの絶妙な薄さ、エンジニアードメッシュのアッパー素材や靴ひもの伸縮性などがフィット感に貢献している気がする。

ズームフライ3
足入れした時はホールド感というよりはしっかり固定されているという印象。
シュータンが独立しておらず、足の甲一帯を覆う形状になっている。
甲部分がゴムのように伸縮性があり、靴下感覚で足全体を包み込むような印象。

接地時比較

マッハ4≒軟式ボール

軟式ボール
軟球

野球のボールで例えるなら軟式ボールのような柔らかなイメージ。
クッション性がしっかりとあり、着地の衝撃を吸収してくれる。
且つ適度な反発もあり前に進めてくれる力も同時に感じられる。

ズームフライ3≒硬式ボール

硬球ボール
硬球

反発力があり、強く当たれば遠くに飛ぶ(しっかりと前に進めてくれる)イメージ。
スピードに乗れば乗るほどしっかりとその恩恵が受けられる。
衝撃吸収は勿論してくれているが、その要素が反発力と比較すると少ない印象。

マッハ4 実際買ってみて良かった!

  • クッション性と適度な反発があるので、走ってて心地よくモチベーションが上がる
  • ついつい走りたくなる
  • 「普段の練習、スピード練習、LSD、勿論レースでも」とマルチに使える
  • 落ち着いたデザインかつワンポイント(黄色のライン)と、シックなデザインが気に入っている

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長い距離を走っても靴の中でトラブルが起こらない。
ウルトラマラソンなど走ると「爪がはがれたり」「マメができたり」といったトラブルが頻発するが、丹後ウルトラマラソン100㎞をマッハ4で走ってみたが一切トラブル無しの状態で完走できた。

レースレポ|丹後ウルトラマラソン2022【暑さと足の痛みを何とか乗り越え11時間代でゴール】
丹後ウルトラマラソン2022年大会で100kmに出場。目標タイムからは大きく離れてしまったが酷暑と足の痛みに耐えながら何とか11時間代ぎりぎりでゴール。完走するために役立ったアイテム、服装や装備品などを紹介。ウルトラマラソンの醍醐味にも触れています。

ホカオネオネについて

厚底ソールがアイコンのランニングシューズ

2009年フランスのアネシーで発祥したブランド。

走ることを愛するふたりのランナーが更なる進化を求めて試行錯誤を重ね
型破りな厚さのミッドソールを持つシューズを開発したことが始まりのようです。

まるで飛んでいるかのような軽さとクッション、安定した推進力で瞬く間にランナーの注目を集めました。

「急進的な変革は、しばしば単純な問題を解決しようとする時に起こります。私たちの当初の目標は、下り坂を速く走れるシューズを開発することによって、エンデュランスレースでのタイムを向上させることでした。その開発過程の中、私たちは全く新しいランニングシューズのコンセプトを思いつき、私たちの新しいシューズは、上り坂でのパフォーマンスも向上させることができました。試行錯誤しながら、私たちは、過酷な条件下で100マイルを走破するアスリートに役立つシューズを新たに開発することが、すべてのランナーのパフォーマンスを向上させると気付いたのです。」

HOKA ONE ONE 創設者 Co-Founders
ジャン・リュック・ディアード & ニコラ・マーモッド

ホカオネオネ公式HP

まとめ

今回は「ホカオネオネ マッハ4」を「ナイキズームフライ3」と比較しつつレビューした。
マッハ4の特徴

  • 履いた時のフィット感が足を柔らかく包み込む感じで履き心地が非常に良い
  • 着地時の衝撃吸収と推進力をうみだす反発力が両立している
  • 厚底の見た目に反して非常に軽い

キロ3分代で走っても、キロ6分半でゆっくり走っても安定した走りを提供してくれる。

ズームフライ3の特徴

  • 反発性を重視しスピードに乗れるシューズ
  • 履き心地は包み込むというよりは薄いカワ一枚で固定されている印象
  • マッハ4より重量もあり、長距離レースなどには適していなさそう

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ホカのシューズは「直ぐに靴底がすり減る」と言われるが、マッハ4を600㎞使った状態をレポートしています。

最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てれば嬉しいです。

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