知り合いのランナーに走れるビーチサンダルを教えてもらいました。
試しに購入して、走ってみました。
ジョギングなら問題なく充分走れます。
走れるビーサンOCEAN PACIFICをレビューします。
スペックとデザイン
主な特徴を紹介します。
- 超軽量で素材はEVA
- フィット感がある
- 鼻緒が一体型
- 普段使いもできる
- コスパ抜群
超軽い
63gとめちゃくちゃ軽いです。
超軽量なので持ち運びにも便利です。
素材はEVA
EVAとは柔軟性と弾力性を持ち、ゴムと類似した性質で寒くなっても硬くなりにくい。
軽量で耐久性が高く、環境にやさしく安全というメリットが多い素材。
ランニングシューズのソールなどにも多く使われています。
フィット感が良い
足指の付け根の部分が凸ってて、指のグリップが効かせやすくなっています。
走っていても脱げそうになることが無く、足にフィットしてくれています。
また、足を置く部分の構造が計算されているように思えます。
土踏まずの部分がしっかり盛り上がっていて足裏のアーチに沿うのと、素材自体が足に吸着するような感じで包み込んでくれる感覚があります。
必要な時にスッと履けてサッと脱げる手軽さも良いです。
ワラーチよりもかかとの紐が無い分、更に楽!
鼻緒が一体型
鼻緒とサンダルが一体型になっています。
なので、鼻緒が外れて大惨事になることが無いですし、足に嚙みついて痛くなったりもありません。
普段使いもできる。
特にランニング用に開発されたビーサンではないので、普段履きにも充分使えます。
デザインもシンプルですっきりしている。
履きやすいし、楽チンなので、よく使っています。
コスパ抜群
2,200円で購入しました。
この値段で、ランでガシガシに使えるし、普段履きにも使えるし、コスパGOODです。
これから、どれだけ長持ちするかは分かりませんが、丈夫そうなので何となく長持ちしてくれそうな感じがします。
写真は30㎞ぐらい走った時点でのソールです。
達人はボロボロになってきたら、ビブラムのソールをシューグーで貼り付けて補強して使っているようです。
そんな修復の方法があるのかと、ビックリ!
実走レビュー
靴下を履かずに素足で走れるのが、解放感があって気持ちいい。
鼻緒の部分も擦れたりすることが無いし、素足に触れる部分も擦れて痛くなることもありません。(個人差はあるかもしれませんが)
サイズ感
普段ランニングシューズは25㎝を履いています。
このサンダルも25㎝を購入。
ジャストフィットでサイズ感は全く問題ありません。
普段履いている靴のサイズで問題ないと思います。
ただ、サイズ展開が1㎝きざみなので、迷った場合は大きめを選んだ方が良いと思います。
私自身、店で26㎝を試着した際に、「こっちでもいけるかな?」と迷ったぐらいだったので。
ホントに走れるのか?
とは言え、「ビーチサンダルで本当に走れるのか?」と思っている方も多いと思います。
結論、ジョギング程度なら普通に問題なく走れます。
ソールの凹凸もしっかりあり、EVA素材で滑りにくいので、安心して走れます。
スピードをガシガシ出して20㎞も30㎞も長い距離を走るのは無理がくるかもしれませんが、ジョギングで10㎞程度なら全く問題ないです。
ただ、ランニングシューズと違い着地の衝撃は結構きますので、初めのうちはスローペースで短い距離からはじめるのがお勧めです。
初めは少し違和感がありましたが、3、4回も走ってると慣れてきます。
気持ちが乗ってくるとキロ5分ぐらいのスピードで走っています。
試しにトレイルも走ってみましたが、気合で行けなくはないです!
下りのガレった場所では足裏が痛いですが、登りや石がないところでは、何とかなります。
ビーサンランの達人に聞くと「これも慣れや!」言うてましたが…。
デメリット? あえて言うなら、、、
デメリットというほどではありませんが、「こんな事があります」って程度で。
・小石などが入ってくる
・水気がサンダルに入ったとき
走っている時に小石がサンダルの中に入ってきて踏んだ時に痛い。
汗がサンダルに落ちた時、ヌルヌルしてサンダルの上で足がすべりやすく、踏ん張りがきかなくなる。
どれも頻発するわけではないので、大きな問題ではありません。
そもそもがビーサンなので「そら、なるよね」って感じです。
まとめ
個人的には、裸足でサッと履いて、気軽に走り出せるし、夏の暑い時に解放感を感じながら走れるのがが一番のメリット。
夏の暑い時に「靴下を履いて、靴履いて」と、億劫ですがそれが無いのがホント楽ちんです。
ちょっとしたことですが、この差がめちゃくちゃデカい!
その他、サンダルで走るメリットとして「足が鍛えられる」「自然とフォアフットで走れる」と言われたりしています。
めちゃくちゃ実感できているわけでは無いですが走ったあと、アキレス腱、ふくらはぎ、膝まわりに刺激が入った気がするので、少しは足が鍛えられているような印象はあります。
決して痛いということではありませんので、ご安心を。
靴のようにガシガシ走ることができないので、フォームを考えるきっかけになるのも良い点かと思います。
「長距離を走る時」「スピード練習したい時」などは向いていませんが、夏のジョギング練習には1足あるとホント重宝します。
靴とは違った解放感を味わってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事がお役に立てれば嬉しいです。
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